英語教育に興味あるけど、何をすれば良いのか分からない……
親が英語を話せないけど、できるのかな?
最近、インターナショナルスクールなどに通わず、おうち英語だけで英語が話せるようになったキッズをよく見かけます。
親が英語ネイティブでもないのにどのようにしてあれだけの英語力を身につけたのか気になりますよね。
そこでこの記事では、おうち英語を実践しているわが家が、まず初めに取り入れたおうち英語のファーストステップをご紹介します。
高額教材など使わずに、始められる方法なので初心者の方はぜひ取り入れてみてください!
初心者がおうち英語を始める前にやること
おうち英語は、誰でも簡単に始められますが何となく始めてしまうと挫折してしまう可能性が高くなります。
おうち英語を継続していくためにも、まずは以下の3つをやってみてください。
- 目標を決める
- 日本語を疎かにしない
- 英語習得の全体的な流れを知る
①目標を決める
同じおうち英語をやるにしても、目指すゴールが違えば、取り組み方も変わってきます。
例えば……
- 海外で仕事ができるようにする。
- 受験で困らないようにする。
- 留学するときに困らないようにするため。
- 将来、留学するときに困らないようにする。
- 外国人の友達を作る。
など、さまざまな目標があります。
- 人生の選択肢を増やす。
- 相手の言っていることを理解し、自分の考えを伝えることができるようになる。
将来、何かしたい!と思ったときに日本以外の選択肢も与えてあげたいと思っていおうち英語を始めました!
②日本語を疎かにしない
私たちは日本語ネイティブで、学校の勉強も基本的には日本語で行われます。
おうち英語に力を入れすぎて、学校での勉強についていけなくなっては元も子もありません。
息子さんを小学校6年生で英検1級に合格させたタエさんも、
英語をやるのはとても良いことですが、日本語をしっかり固めつつ英語を入れていくというスタンスでいた方が結果的に英語も伸びるのではないかと思います、
引用元:お金・学歴・海外経験3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話 |タエ
とおっしゃっていました。
英語を話せればそれでOK!ではないはずです。英語を使って、何を伝えるかが大切。
そのためにも、「英語を話す」ことだけに重きを置かず、日本語でしっかりと思考力をつけることを優先してください。
③英語習得の全体的な流れを知る
みなさん、日本語を使いこなせるようになるために何をしてきましたか?
赤ちゃんのときに身近にいるママやパパの声を聞いて、真似しながら少しずつ話せるようになってきたと思います。
そして、小学校以上になると本を読んだり、作文したりすることで読み書きもできるようになってきたと思います。
英語も一緒です。
「インプット▶︎アウトプット」「音▶︎文字」の流れで取り組むと自然に英語を身につけることができます。
下記の書籍でも、このように述べられています。
そして、繰り返しますが、まずは受信できるようになることが順序としては先で、正しく受信できる英語が増えてくれば、自然と正しく発信できる幅も広がります。
引用元:子どもの英語「超効率」勉強法 |船津洋
新たに言葉を学ぶときには「音」から入るのが正解です。
引用元:世界最高の子ども英語|斉藤淳
また、上記の書籍で共通して述べられていたのは「インプットの量と質の確保」です。
つまり、インプットしていても少なくては効果がないですし、英語だからと言って何でもかんでも聞かせていたら良いというわけではないしので注意が必要です。
おうち英語のやり方:具体的なファーストステップ
「音のインプット」から入ることが大切だと伝えましたが、具体的にどのような取り組みをすればよいのでしょうか?
これを子どもとの日常生活の中に組み込んでいきます。
1つ1つ詳しく紹介します。
①かけ流し
かけ流しは、世界で活躍する子の<英語力>の育て方を参考に1日1〜2時間かけ流ししていました。
ここで言うかけ流しは、動画ではなく音声のかけ流しです。
ポイントは流していても、子供が嫌がらないぐらい、小さめの音量でかけ流すことです。
意識しなくても耳に入っていると、かけ流しの効果はあります。
また、毎回違う音源をかけ流すのではなく1つのプレイリストに20〜30曲入れて、リピート再生するのがおすすめです。(参考:子どもの英語「超効率」勉強法 |船津洋)
繰り返すことによって、耳に残り、気づいたら歌えるようになっています。
幼児の場合、英語の童謡や絵本の音源がおすすめです!
童謡はAmazon musicなどで「Nursery Rhymes」「Mother Goose」と検索すれば出てきます。
②読み聞かせ
まずはお子さんの英語レベルや興味にあったものを取り入れてみてください。
悩んだ時は、図書館で借りてみるのも良いかと思います。
英語が苦手な方は、「本の名前+Read Aloud」と調べると音源が出てくるのでお試しください。(全ての本がある訳ではないです。)
また、発音に自信がなくても日本語の絵本と同じように、子どもと一緒に楽しむことも大切なのであまり気にしすぎなくても良いと思います。
かけ流しでネイティブの音源を聴かせていれば、親の発音はあまり心配しなくてもOK!
③動画視聴
幼児の動画視聴については、さまざまな意見があると思いますが、我が家は3歳ぐらいから取り入れました。
Youtube動画もおすすめのもはありますが、いつの間にか質の悪い動画が再生されていた…ということもあるので、まずは幼児向けの英語DVDから始めるのをおすすめします。
わが家は以下の2つを使っていました。
ごっこ遊び、歯磨き、おやつなど幼児との日常生活がテーマにされていて、毎日使えるフレーズや単語がたくさん収録されています。
5歳の長男も今だに見ているので、長く使用できると思います!
④語りかけ
語りかけは、日本人の私たちにとって少しハードルが高いですが子どもたちに英語を話してほしければ、親の私たちが英語を話す姿を見せることが大切だと思います。
とはいえ、何を語りかけしたら良いか分からない…という方は下記の本がおすすめ!
育児で使える英語表現がシーンごとに紹介されています。
また、先ほど紹介したGoomies
子どもだけじゃなくて親の英語力もUPしていくよ!
まとめ:まずは日常に英語を溶け込ます
おうち英語のファーストステップは「インプットの量と質の確保」
いかに日常生活を英語環境にして、子どもたちが英語に触れる時間を増やすかが大切です。
これからおうち英語を始めようと考えている初心者の方はまず、今回紹介したファーストステップを習慣化できるようにしてみてください。